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『青崩峠』静岡と長野の県境で路肩崩落の通行止めに遭遇、ツーリングにイベントはつきものです。
何故か山道を走る動画が外国の方に好評という私のYouTubeチャンネル。
下手な観光地に立ち寄るよりも、ただただ山の中を走り続けるだけの動画がトップの再生回数という謎現象が続いております。
「がんばって編集してるんだぞおぉーーー(笑)」
なお、視聴してくださっている方の4割近くがインドの方です、さすがインド製バイクのロイヤルエンフィールドは人気絶大ですね。
(≧∀≦)yアリガトーココイチタクサンタベルカラネ
というわけで今回投稿した動画は、山道をひたすら走り、あまりの崩落の多さにトンネル工事が中断した事で有名な『青崩峠』に立ち寄っています。
道中、崩落(やっぱり)の通行止め、転倒などのイベントが有りましたが楽しい一日でした。
転倒シーンが有るので海外の方からは、ご自身の転倒経験や上り坂でのUターンの仕方など暖かいコメントを頂きました。
ポルトガルのライダーさんは真冬のコーヒーショップの駐車場で転倒してしまった経験があるそうです。
それでは新緑の中のツーリング映像をお楽しみください↓↓↓。
ツーリング動画は「水窪の星の駅 碧–AOI–」(旧道の駅『国盗り』)からスタート
「水窪の星の駅 碧–AOI–」は物産コーナーやカフェが有り、道の駅と似たような施設なのでツーリング途中で休憩するには持って来いですね。
ただ、トイレが店の中にしかないようで、営業中以外は使えないみたいです。
道の駅時代は外にもトイレがあったと思いましたが、あくまで民間営業の休憩施設という事ですかね?
この日は定休日でしたので、向かい側にある浜松市天竜区役所の分署『水窪協働センター』のトイレを利用させていただきました。
ここが無かったらバイクで5分ほどの所にある『高根城公園駐車場』に行くはめになっていたかもwww
国道(酷道)152号は通行止め、長野県へは抜けられませんでした(R3・9・13)
水窪の市街地?から他に車がほとんどいない国道152号を順調に走行していたのですが、長野県との県境付近で崩落現場に遭遇、通行止めでした。
もちろん途中に「この先、崩落で○○方面は通行できません」みたいな看板がありましたよ、
しかし、その『○○方面』がどこなのか分からなかったから「途中で、う回路の案内表示が有るでしょ」と、普通に走っていたのです。甘かったwww
まさかの分岐無しの一本道を走った挙句、崩落現場で通行止めになるとは思わなかったwww
バイクだから良かったものの、もしも車だったらUターンできずに細い山道をバックで戻るハメになっていたでしょう。運が良かったと言えなくもないかな?
「せめて、手前のUターンできる場所で道路封鎖しといてくれよぉ・・・」と魂の叫び・・・
グーグルナビって通行止め把握してないの?
さて、152号は通行止めが多い道として有名ですが、グーグルナビが普通に経路表示していたので予想外でした。
よくグーグルマップに通行止め情報を見かけるので、てっきり国土交通省とかの情報と連携してると思ってましたが、ユーザーからの情報が頼りなんですかね?
崩落現場には既にブルーシートが掛けられているので崩落したのは、そこそこ前の様です。
「誰もグーグル様に知らせていないなら私がやりましょう!」という事でグーグルマップの地図の編集から連絡しておきました。(電波が届いてなかったのでナビから直接投稿できませんでした、地図の編集から連絡しても無意味かもしれませんが、やらないよりはマシかな・・・)
なお、動画では崩落現場から戻る途中に転倒してますが、ライダーもバイクも無事なのでご心配なく
ヾ(^-^;)
目的地を『青崩れ峠』に変更
さて、通行止めの為、急遽予定を変更し『青崩峠』を目指します。
道が通行止めなので、他の車と全く遭遇することなく快適なツーリング、途中のチェーン脱着所のような所で、三脚の付いた自撮り棒を、シートの上に載せて撮影するという実験をしたりして、ゆっくりと『青崩峠』を目指します。
152号から側道に入ったあとは細い坂道を登っていき、途中から道は未舗装に・・・
こっちは崩落大丈夫だよね??
行き止まりから『青崩峠』の展望台までは徒歩5分
駐車場はありません
ダートを上った先は行き止まりで、そこから青崩峠の展望所までは山道を徒歩5分ほどです。
しかし、行き止まりの場所に駐車場はありません、少し広くなっている所が有りますが、あくまで自動車がUターンするための場所なので『駐車禁止』です。
私はソロツーだったので少し下の路肩スペースに停める事が出来ましたが、大人数でのマスツーでは停める場所がありませんので注意してください。
『青崩峠』は何かと有名
青崩峠を通る道は『塩の道』と呼ばれ、太平洋岸と信濃(現在の長野県)を結ぶ重要な交易路でした、ものすごく昔から使われていた道で、戦国時代には武田信玄が2万人を超える軍勢で通過した記録が残されていますから、当時からかなり整備されていたのでしょうね。
さらに自動車が普及した後は、青崩峠にトンネルを通すルートで国道が計画されましたが、崩落でトンネル工事が難航、建設が中止になり、一部の中で有名になりました。
ライダーのバイブル、ツーリングマップルにも「余りの崩落の多さに日本のトンネル技術が敗退」と書かれてしまった由緒正しき峠なのです(笑)
※工事が再開されたので残念ながら?今は書かれていません。
展望台からの眺めは・・・
山道を5分ほど歩けば展望台です、道は歩きやすいので乗車靴でも気になりませんでした。
木々の間から遠くの山々を見ることが出来ますが、正直な感想は「もう少し視界が開けていた方が良いかな?」ですねwww
しかし、風と山の緑を楽しみながら、ベンチで一休みすれば心も体もリフレッシュすることが出来るでしょう。